ATEEZ ATINYへの「愛」送る ワールドツアーで多忙極める8人 SAN「今はすっかり家族のよう」
韓国の8人組ボーイズグループ・ATEEZ(エイティーズ)が、17日にリリースした約4年6カ月ぶりの日本2ndフルアルバム「Ashes to Light」で過去の自分を更新している。今作は「困難からの新たな希望」という意味が込められており、日本語詞の楽曲「Ash」「FACE」など全9曲を収録。クールで美しいパフォーマンスに注力した意欲作だ。ワールドツアーで多忙を極める8人が1年5カ月ぶりにデイリースポーツのインタビューに登場し、成長ぶりを披露した。
久々に対面した8人は、パワーアップしていた。ビジュアルに磨きがかかり、日本語での受け答えもお手の物だ。ワールドツアーやアルバム制作などで絆を強め、本物の兄弟のような空気が取材部屋を包んだ。
最新作「Ashes to Light」は、SEONGHWA(27)が「久しぶりのカムバックなので、多様な魅力を見せたいと思って頑張った」と語る自信作だ。29日付のオリコン週間合算アルバムランキングで1位を獲得し、数字で実力を証明。HONGJOONG(26)は「多くの曲を聴いていただけてうれしい。カムバックを通して、たくさんお会いできて幸せ」とはにかむ。
「Ash」は、ダークで切ない世界観を表現した一曲。新たな魅力を発揮し、ATINY(ファンの呼称)に衝撃を与えた。今作でイメージを一新したメンバーの名前を問うと、末っ子のJONGHO(24)が最多得票に。YEOSANG(26)は「JONGHOは高音を出さないといけないので、普段はダンスが控えめだけど、今回はダンスと歌を両立している」と拍手を送った。
6月リリースのミニアルバムタイトル曲「Lemon Drop」が、BTS、Stray Kidsに次ぐK-POPボーイズグループ3組目として、米ビルボード「Hot100」にチャートインを果たした。世界で勝負できているのは、良好なメンバー仲も一因だ。SAN(26)は「以前からたくさんけんかしてきたことが、今のチームワークにつながっているんだと思います。今はすっかり家族のようです」と関係性を明かす。
隣に座るメンバーの好きな部分を即興で挙げてもらうと、HONGJOONGは「SEONGHWAはいろんな姿を見せてくれる」、SEONGHWAは「YUNHOの挑戦する姿勢」、YUNHO(26)は「YEOSANGは一番優しい」、YEOSANGは「SANは士気を挙げてくれる」、SANは「MINGIのギャップ萌えが好き」、MINGI(26)は「WOOYOUNGの話術」、WOOYOUNG(25)は「JONGHOの愛嬌」、JONGHO(24)は「HONGJOONGお兄さんの全てをリスペクトしています」と照れながら回答した。
メンバーの絆を確かめ合った後、YUNHOは「今のようにメンバーが仲が良いのも、ATINYのおかげですね。これからも幸せにします。愛しています」とファンに愛を送る。前回(24年4月)のインタビューで「夢は世界征服!」と野望を口にしたMINGIだが、その夢は今も継続中で「これからも謙虚な気持ちで頑張って夢に向かっていきたい」と気合十分。相思相愛な8人のあふれ出す魅力で、世界を取りに行く。
◆JONGHO(ジョンホ)2000年10月12日生まれ。
◆SAN(サン)1999年7月10日生まれ。
◆MINGI(ミンギ)1999年8月9日生まれ。
◆WOOYOUNG(ウヨン)1999年11月26日生まれ。
◆YEOSANG(ヨサン)1999年6月15日生まれ。
◆HONGJOONG(ホンジュン)1998年11月7日生まれ。
◆SEONGHWA(ソンファ)1998年4月3日生まれ。
◆YUNHO(ユンホ)1999年3月23日生まれ。
