映画「ベイビーわるきゅーれ」で注目の新進監督、最新作が大阪で世界初上映 20代の集大成的な新刊も出版
映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズなどで知られる阪元裕吾監督の最新作「フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編]」(10月10日から全国順次公開)が29日に開幕する第21回大阪アジアン映画祭で特別招待作品として世界初上映される。
阪元氏は1996年生まれ、大阪府出身の29歳。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)在学中に映画製作を始め、近年に公開された商業作品が相次いで注目されている。
今回の大阪上映で“故郷に錦を飾る”ことになる新進気鋭のクリエイターにとって、20代の集大成的な著書となる「阪元裕吾監督&脚本作品2016-2025 コンプリートブック」(イカロス出版、税込2970円)が7月に発売された。
新刊には、タイトルに示された10年間に手がけた主要な監督・脚本18作品の自身による解説、代表作「ベイビーわるきゅーれ」と「黄龍の村」の脚本全編、常連出演俳優と監督のインタビュー、映画の場面写真や登場する銃器の解説などが収録されている。
阪元氏はインタビューで幼少期から学生時代の映画体験を振り返り、「居心地が良すぎて出られなくなる」という京都への思いを断ち切って上京した当時の心境も吐露。その後のプロとして活躍する過程での様々なエピソードや今後の構想なども披露している。
(よろず~ニュース編集部)
