鳩山元首相、石破首相の「現金給付の継続」示唆に苦言「選挙の競争に人参」「そもそも国民が払った税金」

 鳩山由紀夫元首相が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。石破茂首相が年内実施を目指す国民1人あたり2万円の現金給付(子どもや低所得者は4万円)を継続する可能性を示唆したことに対し、給付を“選挙に向けたニンジン(人参)”に例え、「その人参も国民が払った税金」と苦言を呈した。

 石破首相は10日に放送されたBSフジの番組で、現金給付に関して、支給は1回に限らない可能性を示唆。毎年継続するかどうかについては「賃金上昇が物価上昇を上回ることを目指すので、いつまで続けるかは申し上げない」と述べた。

 それに対し、鳩山氏は「石破首相が2万円給付(子どもと低所得者には4万円)を来年以降も行う可能性に言及した。」と切り出し、「選挙の競争に人参ぶら下げて、もっと先に人参あるかも知れないぞと仄めかして票を稼ごうとの魂胆だ。」と指摘した。

 さらに、同氏は「個人でやれば公選法違反。政府がやれば許されるのか。そもそもその人参も国民が払った税金ではないか。」との見解を示した。

  石破首相は同番組で、トランプ米政権との関税交渉を巡って「なめられてたまるか」とも発言。同首相はその発言の真意について「米国依存からもっと自立するよう努力しなければならない。侮ってもらっては困るということだ」と補足したが、インパクトのあるワードがネットニュースとなって拡散。元首相である鳩山氏も引き合いに出され、11日に「鳩山由紀夫」がXのトレンドになった。

(よろず~ニュース編集部)

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