宝塚 花組ゴシックホラーゲームの世界&正統派レビュー 永久輝せあ&聖乃あすかのノーブルな魅力キラキラ

 宝塚歌劇団花組公演「悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~/愛, Love Revue!」が7日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた。

 「悪魔城-」はゴシックホラー・アクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」シリーズを元にした作品で、ドラキュラ伯爵と人間の間に生まれたアルカードをトップスターの永久輝せあが演じ、ゴシックの豪華な衣装とに負けない美貌と演技力で、観客を魅了した。ヴァンパイアハンターの一族であるベルモンド家の鞭を武器とするリヒターを聖乃あすかが演じ、キュートな女性ハンターのマリア役のトップ娘役・星空美咲とともに、ゲームの世界を美しく再現していた。

 「愛,-」は宝塚らしいオリジナルレビューを作り続けている岡田敬二氏の「ロマンチック・レビュー」シリーズ第23弾。オーソドックスで、過去の名場面も散りばめながらも、新たな試みも随所に見られ、華やかで上質な作品に仕上がった。ノーブルな正統派男役の永久輝や聖乃ら花組との相性もよく、まさに“THE 宝塚”。パステルの洪水ともいえるロマンチックな衣装も圧巻で、下級生に至るまで見せ場も多い。また聖乃もフィナーレで大きな羽根を背負った。

 宝塚大劇場は7月20日まで。東京宝塚劇場は8月16日~9月28日。

(よろず~ニュース編集部)

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