立花孝志氏 参院兵庫選挙区出馬で決意「街頭には立ちます」「斎藤知事を支援していた方々に訴えていく」

 政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が13日、兵庫県庁で会見し、7月の参院選兵庫選挙区(改選数3)への出馬を改めて表明した。

 立花氏は「元々全国比例で出馬を検討しておりましたが、兵庫県の問題がくすぶり続けている。くすぶり続けている問題を、兵庫県で立候補することでさらに強く訴えていきたい」と述べた。

 24年11月の兵庫県知事選で「2馬力選挙」を展開し、斎藤元彦知事(47)の再選をアシストした立花氏は「知事選でも、メディアが報道しなかったことによって有権者が混乱をしたというか、間違った情報、情報不足の中で選挙に臨もうとした。私がおおよその真実と信じるに足りる取材をし、それを出したことにより、斎藤さんが再選したというところも含めて(問題は)落ち着くとは思った。まだまだこの兵庫県を中心に、メディアの問題。これをしっかりとやっていく」と強調した。

 立花氏は「今回は当選を目的としております。十分当選が狙える」とした。兵庫選挙区には現時点で10人が立候補予定だが「主立った候補者で、斎藤知事を応援している人はいない。前回の知事選で(斎藤氏に)111万票が入った。その方々にもう一度説明をするということで、40%取れば44万票。当選ラインにかかってくるのかな。斎藤知事を支援していた方々に対して、しっかりと訴えていく」と、県知事選で斎藤氏に投票した層に支持を呼びかける。

 地域政党「躍動の会」幹事長の増山誠県議(46)に、支援を打診したことも明かした立花氏は「応援をいただけないかというお話をしている。最終的には、斎藤知事からの応援とかがもらえればいいかなと思ってます。斎藤さんからの応援をもらえるっていうのは、私としては非常にお願いしたいところ。ただ、昨年11月17日の(兵庫県知事選)投票日に、ネット番組で話をした以来、一切電話もメールもしていない関係です」と斎藤氏にも言及した。

 立花氏は「私自身が勝手に斎藤知事を応援してしまったことで、斎藤さんが迷惑だと思っている可能性は否定しない。私の方からは斎藤さんにはお声がけをしていない。ただ、お声がけをいただけるのであれば非常にありがたい。どっちかって言えば片思いの状態」とのスタンスだ。

 無所属で、同選挙区への立候補を表明している元明石市長の泉房穂氏(61)にも触れ「泉さんもパワハラ全面反対じゃないと思うんですよ。次回の選挙は減税に賛成、反対とか言われてますけど、私はテーマとしては適度なパワハラは…パワハラという表現は別にして、公務員に対する叱咤(しった)激励というか、指示に関しては容認すべきだということを争点にしたいと考えています」と巻き込んだ。

 3月14日に都内での演説前に、男にナタで切りつけられた立花氏は「街頭には立ちます。兵庫県を中心に車での選挙演説を展開し、それをYouTubeでアップしていくという選挙運動になります」と、再び街頭に立つことを決意していた。

(よろず~ニュース編集部)

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