ガーシー氏の議席後継はホリエモンの秘書・斉藤健一郎氏 「国会登院はします」も「優先することあれば休む」

 参院は15日開いた本会議で、政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー参院議員(51、本名・東谷義和)を除名とする懲罰案を与野党の賛成多数で可決した。尾辻秀久参院議長がガーシー氏の除名を宣告し、この時点で国会議員としての身分を失った。

 ガーシー氏の除名を受け、政治家女子48党の大津綾香党首(30)、斉藤健一郎副党首(42)ら党幹部が国会内で会見した。大津氏は「30万票近くいただいて、ガーシーが海外で活躍していくっていうことで投票していただいたのに残念。国会は古くさい。本来ならオンラインで行われるべき。古くさいことを若い人たちがどんどん変えていくのに、ガーシーが必要だった。政治家女子はこれからも、ガーシーと協力して活動していきたい」と述べ、ガーシー氏の再出馬を支えるとした。

 ガーシー氏の議席を引き継ぐ斉藤氏は、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏の秘書。国会に登院するかどうかを記者団に聞かれ「登院はします」と即答した。ガーシー氏が国会に一度も登院せず、除名になった賛否は引き続き問いたいとして「もちろん本会議等々出席をしますが、その他所用であるとか、その他行かなければならないことであるとか優先するようなことがあれば、休むこともよくやろうとは思っています」と話した。

 この日の参院本会議を傍聴した斉藤氏は、浜田聡参院議員(45)が最後、ガーシー氏の氏名標を立てたことに「そこに入っている感情を、国民の皆さまにくみ取って欲しい。軽い気持ちでやったのではない。非常に重い」と、浜田氏の胸中を代弁した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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