岩手県知事、死去した安倍元首相の政治姿勢を猛批判「安倍批判を行うことも民主主義のあるべき姿」

 岩手県の達増拓也知事が9日、自身の公式ツイッターを更新。8日に奈良市内で演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相に哀悼を意を示すとともに、「安倍批判を行うことも民主主義のあるべき姿」などと主張した。

 達増知事はツイッターで「安倍晋三元首相のご冥福をお祈りいたします」とした上で、「喪に服すという言葉がありますが、今は選挙中です。アベノミクスや桜を見る会など、安倍政権の政策と政治姿勢に対する評価は、重要な論点です。萎縮せず、安倍批判を行うことも、民主主義のあるべき姿として、故安倍元首相は認めるのではないでしょうか」と持論を展開した。

 さらに「この参院選の最中に、国民のための議論よりも故安倍元首相への配慮を優先させること、そして、安倍批判を萎縮させるような言動を行うことは、日本の最長宰相である故安倍元首相ご自身が、望まないことではないでしょうか」と強調。安倍政権への強い批判意識を明確に示した。

 安倍元首相は8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中、背後から銃撃を受けて心肺停止状態に。橿原市の奈良県立医科大学病院に搬送され蘇生措置を受けたが、帰らぬ人となった。

(よろず~ニュース編集部)

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