自民党の安倍晋三元総理が８日、奈良県内で選挙演説中に銃撃された。安倍氏は参議院奈良選挙区で立候補している自民党候補者の応援で奈良に入っていた。この衝撃のニュースに、選挙中の各党有名候補者は、この日の遊説を取りやめると発表している。

　立憲民主党の辻元清美氏はツイッターで「安倍元総理のご無事を心からお祈りしています。あらゆる暴力に反対します」とツイート。その後スタッフの書き込みで「本日の街宣日程はすべて中止とさせていただきます」と記されている。

　蓮舫候補もツイッターで「私の今日の選挙応援日程、全て取りやめにしました。東京選挙区での街宣車活動も取りやめています」と告知し「暴力で言論封殺。絶対に許されません。安倍晋三元総理のご無事を心からお祈りしています」とつぶやいた。

　自民党・三原じゅん子候補も選対事務局の投稿で「三原じゅん子選対の判断として、本日の日程は全て中止といたします」と告知されている。

　候補者応援に駆け回る人気議員も演説中止を発表。河野太郎議員もツイッターで「今日の街頭演説は中止させていただきます」と投稿している。