パンクブーブー佐藤哲夫 大学生のネタにガチすぎる講評「つかみまでの時間が長い」 ミルクボーイも驚愕

 お笑いコンビ・パンクブーブーの佐藤哲夫(46)が19日、京都・よしもと祇園花月で行われた、現役大学生がプロ芸人の前でネタ披露するイベント「GAKU-WARA!!~大学生お笑い祭り~」にゲスト出演。アマチュアコンビへの真剣すぎるダメ出しで、司会のミルクボーイらを驚かせた。

 関西の大学でお笑いサークルに所属する学生8組が観客の前で渾身のネタを披露し、佐藤やスーパーマラドーナ、滝音が講評する企画。1組目の関西大学所属コンビ「石坂かける・のぼる」のアップテンポな漫才を見た佐藤は「際立たせたいワードを繰り返すことで、お客さんが聞きやすい」と評価しつつ、「(登場から)つかみまでの時間が長いと面白くない人だと判断されてしまう。後半から面白くなっていくのにもったいない」とコメントした。司会のミルクボーイ・内海崇(36)が「マジじゃないですか!」と驚きながら進行しようとするも、佐藤は「あと、ボケの方のストーリーがもう少し関連づいた方が…」と熱い指導を続けた。

 大阪公立大学所属コンビ「こびりついた」には「『ここを聞かせたい』という時は、その前に1拍空けて、聞くタイミングをお客さんに与えて」と、ライブならではの間の取り方を約4分間にわたりアドバイス。これにはミルクボーイ・内海も「僕らも勉強になりますね」と目を丸くした。

 同イベントの開催は、前身の「大学生お笑い祭り!」を含め3度目。3月に行われた第2回の公演で、ステージ上から「吉本の社員にならせてください!」と声を上げた京都産業大お笑いサークル所属の井澤匠さんは、アピールのかいあって祇園花月でアルバイトを開始した。現在は舞台袖で出演芸人の誘導補助などをしているといい「芸人さんが気さくに話しかけてくれたりして、新鮮で楽しい」と憧れの世界に目を輝かせていた。

(よろず~ニュース・今井 佳奈)

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