紗倉まな「私は縛られたい」 “女王様”飛室イブとトークショーで大胆告白

 「あさってDANCE」「ありがとう」「レッド」など過激な描写とメッセージ性で知られる漫画家・山本直樹の同名タイトルを実写映画化した「夕方のおともだち」(廣木隆一監督)が2月4日に公開されることに先立ち、セクシー女優の紗倉まな、同映画でSM指導を担当した女王様・飛室イブが26日、都内でトークショーを行った。

 “エロ屋”を自称しながら、作家活動や大学での講義、テレビコメンテーターなど文化人の顔も持つ紗倉と、27年のキャリアを誇りSM界の伝説的存在である飛室が登壇。紗倉は自身のAV撮影を振り返り「女王さまになることもあるが、サマにならない。私は精神的に縛るのも縛られるのも好きですが、Sは難しい。この映画を観て、わたしは女王様に縛られたいんだなと思いました」と告白した。

 菜葉菜が演じたSMの女王様・ミホと、村上淳が演じたドM男・ヨシダヨシオが繰り広げる崇高で郷愁漂う男と女の不思議な愛のカタチが描かれる物語。飛室は「二人はムチを打つのも打たれるのも初めてだったのですが、よく頑張ってくれました。映画を観ていて切なくなってホロっとしました」と指導や過去の奴隷たちを思い起こしたと、感慨深げに話した。菜葉菜には実際にムチの打ち方を指導し、村上には長年奴隷の契りを結ぶ男性を現場で紹介し、M男の心構えを伝えたという。

 紗倉は劇中のヨシオ、ミホの関係性に心を打たれた様子。「ゆがんでいるけれど真っすぐ」と話していた。

(よろず~ニュース編集部)

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