こぼれ出るイクラ、能登カキ、北海道産ウニ!2年ぶり魚食イベントで返ってきた”日常”実感

 日本最大級の魚食イベント「第7回ジャパンフィッシャーズマンズフェスティバル2021/発見!ふくしまお魚まつり」が19~21日、東京・日比谷公園で開催された。

  「ジャパン-」にはは全国各地から旬の新鮮な魚介を用いた絶品料理が集結し、15軒が出店。「こぼれいくら丼」の屋台では、上から豪快にいくらを盛り付けるパフォーマンスに来場客が釘付けとなり、濃厚でプチプチ食感のこぼれんばかりのいくらをおいしそうに味わっていた。

 その他、津軽海峡のサーモン、北海道のウニを使用した新鮮な海鮮丼に加え、日本酒と相性抜群の新潟産アユの塩焼きや明石焼、能登カキなど、おつまみ系も充実のラインアップ。購入した料理を食べながら、1時間を超える待機列に並ぶ来場者の姿も見られた。「ふくしま-」では、地元・福島の人気店のほか、福島の食材を使った東京の飲食店など8軒が出店した。

 実行委員会事務局長・小塩史人氏は、「青空の下でお酒とおいしいものを楽しめるような日常が少し戻ってきたのかなと思います」と手応えをみせた。2年前の第5回開催では4日間で累計17万人を動員したが、今回は1時間ごとに2000人を入れ替え、4000人の入場規制を設けた。3日間で最大でも累計5万人を超えないよう規模を縮小。「いっぱいには見えるんですけど、都が定める基準は超えていないです」と説明した。アルコール提供なども含め、都が定めるイベントガイドラインに全て基づいて開催事項を決定した。

 コロナ禍で昨年の第6回は中止に。例年5月頃に開催の告知を行うが、今年は先行きが見えない影響から10月までずれ込んだ。小塩氏は「どうなるか分からない中で準備を進めていたので大変でした。出店者さんが苦労して、何よりもしんどい思いをしていました。この2年間に廃業した方や、連絡が取れなくなった人もいます」と明かした。

 来年2月開催の次回イベントも決定している。小塩氏は「コロナでいろんなできなかったことが、どんどんできるようになったことで逆にこういったイベントがまた盛り上がっていく可能性がないわけではないと思います。そういった所も期待しています」と言葉に力を込めた

(よろず~ニュース・松田 和城)

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