アデル 待望のニューアルバム『30』が解禁

 英国の歌手、アデルが4枚目のスタジオアルバムとなる『30』をリリースした。2015年の『25』以来となる待望の新作は、現在9歳になる息子アンジェロ君の父親であるサイモン・コネッキーとの離婚による傷心や、母親であることや名声に関するアデルの苦悩を色濃く反映したものとなっている。

 ブルース、ソウル、ポップバラードといったジャンルを行き来する同新作は先行シングル『イージー・オン・ミー』を含め全12曲、完全生産限定盤では『ワイルド・ワイルド・ウェスト』『キャント・ビー・トゥゲザー』、そしてカントリー歌手クリス・ステイプルトンとのデュエットバージョンの『イージー・オン・ミー』が追加収録されている。

 そんな同新作のリリース前には、サウンドを変えるべきだとネットで指摘されたことに関しアデルはこう話していた。「『イージー・オン・ミー』の一部が公開された時、レーベルがきちんとそれ出してくれたか確かめるためにネットを見たらいくつかコメントが載っていてね。多くはなかったけど、他のアーティストの熱狂的ファンの人たちが『いつになったらアデルは彼女のサウンドを変えるんだとか』とか言っていてね。私のサウンドを何故変えなきゃいけないの?誰もそのサウンドを作っていないんだから、変える必要ないでしょ?」「でもデビューしてから最後のアルバム(2015年の『25』)までの業界と今は完全に違う。あの頃はまだレコード業界、レコード会社があって、最後のアルバムをリリースした時も(アーティストの発掘、契約を担う職務の)A&Rがあった。自分のやっていることを奨励してくれるね。保護されていたの」「今はどうかといえば毎週30万曲がリリースされている!時間がなくなるって不安になっている。周りの人がアーティストに今、今、今全部やるんだって急かす、記録を残せと。私はそんな事誰からも言われたことない。言われてもしないけどね」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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