AKB48ユニット「IxR」が最新XR全開ライブで躍動「オリジナル楽曲が欲しい」

 AKB48の新時代ユニット「IxR」(アイル)が16日、都内の日本科学未来館で行われた無観客オンラインライブ「NEXT VISION JAPAN 2021 XR LIVE」に参加。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の総称XR(クロスリアリティ)コンテンツでの活躍を目指すIxRにとって、ユニット名の由来でもある最新XR技術満載の今舞台は、文字通り相性抜群だった。

 鮮烈な光のシャワーがステージを異次元に導く。最新テクノロジーと融合した5人はAKB48の3曲を披露。「失恋、ありがとう」でセンターを務めた山内瑞葵(19)は「曲ごとに雰囲気が違って、セットや照明が本当に豪華でした。そんな中でのパフォーマンスは初めての経験で、ものすごく楽しかったし幸せな時間でした」と、声を弾ませた

 「Generation Change」では西川怜(17)が「初心に返ったような気がして、新しいパフォーマンスができたと思います」と感慨に浸った。同曲のMVと同じように、巨大な地球型ディスプレイがステージに配置されていたためで、同ライブがYouTubeで配信されることから「世界中で見ていただける機会があると思うので、すごく楽しみです」と、先を見据えた。

 「Teacher Teacher」のセンター、小栗有以(19)は「こうしてXRを使って素敵な映像を届けることは、未来的で素晴らしいと思います。ファンの皆さんにも、新しい楽しみ方が届いてくれればうれしいです」と、充実感いっぱいに話した。

 大盛真歩(21)が「あれほどの光に包まれてパフォーマンスしたのは初めてで、ドキドキしたんですけど、すごく楽しかったです」と目を輝かせば、久保怜音(17)は「IxRで出演させていただいて、すごくうれしかったです。緊張したんですけど、スタッフの皆さんが笑わせて下さったりして、私たちは素晴らしい方に恵まれているなと思いました」と、周囲への感謝を口にした。

 リーダーの西川は「XRを広げていく活動はうれしいですし、やりがいを感じています」と決意表明。その上で「(ファンから)会えなくてさみしいという声をいただいていたのですが、VRゴーグルを使って劇場公演を見られるようになって“距離感を近く感じられるようになりうれしい”という声もたくさん聞きます。この活動を続けてきて良かったなと思います」と、うなずいた。

 昨年2月の本格始動から1年。メンバーは「まずはユニットとしてオリジナル楽曲が欲しいです。ゆくゆくはCDデビューも目指したいと思っています。公式な形で認められてから、もっと未来的なアイドルになりたい。そのために自分たちもXRを勉強しないと」と、誓いを新たにした。XR全開パフォーマンスで得た手応えを、さらなる成長の糧とする。(デイリースポーツ・山本鋼平)

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