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企画から数か月…売れたら感激!リュウソウジャー玩具担当の喜び

 【「騎士竜戦隊リュウソウジャーTHE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」丸見えソウル(8)】 スーパー戦隊シリーズにはおもちゃはつきもの。子どもたちは、変身アイテムでヒーローになりきったり、ロボを手にして“ごっこ遊び”で盛り上がったりするが、こうしたおもちゃを作る上で、どのような工夫がなされているのか。今回はおもちゃ販売元であるバンダイの松浦さん(ブランドデザイン部企画1チーム)に直接話しをうかがい、その裏側に迫った。

 まず何よりも重視しているのが「番組に登場するものと同じく、子どもにとって本物になっているか」、またメーカーとして「安全で子どもが遊びやすいものにできるか」。戦うキャラクターなので「剣」や「槍」といったとがったパーツも多くなるが、その先端を「かっこよさを残せるレベル」で丸くしたり、素材は柔らかいものにしたりと、細心の注意を払っているという。

 リュウソウジャーは恐竜をモチーフにしているだけあって、生物的な要素にも注意を払わなければならない。「形状も今回は歯とかもちょっとリアルにおもちゃではつくっているんですけど…」。そうした試行錯誤を重ねながら完成品にたどり着いていく。ロボの場合は最初は「原理試作」と呼ばれる四角い物体でサイズ感を確認する。変身アイテムである「DXリュウソウチェンジャー」は電池を入れ、連動アイテムであるリュウソウルも挿入し厚みが出てくると、子どもが手首につけた時に重くて危ない、といったことも考慮する。松浦さんによると「本当の原理試作から始めていきますと、この形にまとまるまでに3、4カ月」はかかるという。

 そうした苦労の結晶の一つがティラミーゴやトリケーンら騎士竜のおもちゃに実装されている「竜装ジョイント」というギミックだ。「おもちゃとしてはブロック遊び的な要素も入れていきたい」という思いから生まれたもので、各パーツや騎士竜を自分が好きなように分離・合体できるというもの。パーツの組み合わせ次第で、とても首が長い騎士竜をつくったり、装備という装備をすべてつけた重厚感のある騎士竜にカスタマイズしたりと、「無限大に」(松浦さん)バリエーションを生み出せる。こうした創造性を刺激する部分が評価され日本おもちゃ大賞2019の「ボーイズ・トイ部門」で「騎士竜シリーズ01&02&03 竜装合体DXキシリュウオースリーナイツセット」が大賞を受賞した。

 これは成功例だが、アイデアも全てが採用され、形に残るわけではない。ふるいにかけられ、おもちゃのギミックとしては採用されないものもある。そうした苦労があるだけに“生みの親”としての感慨もひとしお。バンダイの担当者たちは携わったおもちゃの発売日には実際に売り場に行き、子どもたちが手にする様子を見ると「言いたくなるぐらいうれしいです。(担当したの)私だよ!と」と、感激にひたるのだという。

 今夏の映画では「キシリュウジン」という新たなロボも登場する。「今回全然デザインが違うので、違うロボに見える。こちらにある組み替えとかはできるようになっています」と、松浦さんは熱くPRしていた。

 (C)2019 テレビ朝日・東映AG・東映

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