淡路さん 親友の歌声とともに天国へ

 11日に食道がんのため80歳で亡くなった女優・淡路恵子=本名・井田綾子=さんの告別式が22日、東京・青山葬儀所で営まれ、関係者、ファンら約150人が参列した。俳優の高橋英樹(69)、歌手の綾戸智恵(56)が弔辞を読み上げて惜別。親友だった越路吹雪さんの代表曲「ラストダンスは私に」とともに、天国へと旅立った。

 借金や離婚、息子の死…苦難の道を歩みながらも強く生きた淡路さんが旅立った。大親友だった越路さんの「ラストダンス‐」が流れる中、出棺されると、「さよなら、淡路さ~ん」と参列者の声が響き渡った。

 その人柄は誰をも魅了した。弔辞を読んだ高橋は「昭和の星がまたひとつ…」と声を詰まらせた。出会いは、01年放送のNHKドラマ「茂七の事件簿」。淡路さんは高橋の母役だった。淡路さんはいつも楽屋に戻らず、10時間近くスタジオで過ごし、一緒におしゃべりしたという。

 「たばこの吸い方、日本一。酒を飲む姿の美しさは見事に尽きる。人間ってさまざまなことがあるけれど、すべてのみ込んで生きていた。おっかさん(淡路さん)のことです。大好きな先輩たちと名優がいる、そちらで、映画や芝居の話をしていることと思います。ゆっくり休んでください」。高橋は語りかけた。

 電話友達だったという綾戸は、淡路さんと一度も会うことなく、この日を迎えた。弔辞の途中に賛美歌「アメイジング・グレイス」を熱唱。淡路さんが望みながらかなわなかった生歌を届けた。

 淡路さんの生前の願いをかなえて、お別れ会は営まれた。遺骨は、最後まで愛し続けた元夫の故萬屋錦之介さんとともに、神奈川・鎌倉霊園で眠る。

関連ニュース

これも読みたい

    あとで読みたい

    編集者のオススメ記事

    芸能最新ニュース

    もっとみる

      あわせて読みたい

      主要ニュース

      ランキング(芸能)

      話題の写真ランキング

      デイリーおすすめアイテム

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス