第26回 太田夢莉(下)「選抜総選挙」

 NMB48・チームNの副キャプテンを務める「けいっち」こと上西恵が、毎週ゲストを迎えて“若者代表”としてオピニオンを展開するコーナー。こちらでは、紙面で掲載しきれなかった「こぼれ話」を大特集。記者の質問も交えて、実際の取材現場を再現します。今回のゲストは「ゆーり」こと太田夢莉。紙面のテーマは「選抜総選挙」でした。

 -太田さんの過去の取材では、近藤さんの連載での話ですけど、最初は「天使」で、そのうち2人とも「悪魔」だと…。“毒舌”的な話も聞いたことはあるんですが、最近はそんな雰囲気でもないかと。

 ゆ「一周回って、暗くなりまして…(笑)。かなり良く言えば、落ち着いたってことになるんでしょうけど、落ち着いたわけじゃなくて、争いごとは良くないって思うようになりました」

 -それは何か、きっかけがあったんですか?

 ゆ「何か…、このグループってやっぱり、序列社会じゃないですか。曲によって序列が変わっていくときに、みんなが気まずくなるのとかがすごいイヤで、気まずくなるぐらいだったら前にいなくていいって思っちゃうタイプなんです。みんなでまったりやりたくて…。それぞれに個性は違うわけじゃないですか。(岸野)里香さんならMCがすごいとか、うーか(加藤夕夏)だったらダンスがすごいとか…。なので、いちいち順位を決めるのはイヤで、みんなで仲良くやりたいですね。まあ、総選挙はしょうがないですけど(笑)」

 け「なるほど…。私は同期からは『ホンマに負けず嫌いやな』ってよく言われるタイプだから…」

 ゆ「私も負けず嫌いなんですけど、あまり出さないですね」

 け「悔しいって思ってるのを、自分でも認めたくなくて…。前はすぐ表に出してましたね」

 -お互いに、意外だと思った部分などは。

 け「毒舌キャラだったから、結構強いハートを持ってるのかと思ってたけど、意外に“気にしい”ですね」

 ゆ「すぐ反省します。『今の発言はヤバイ!』って」

 け「影響されやすい部分があるのかも。あと、他人の良いところを見つけるのは上手ですね」

 ゆ「私、すごい極度の気にしいで、『今、絶対嫌われた!』とか思っちゃう方なんで、そこは恵ちゃんに似てるかもしれないですね。表情には出さないんですけど…」

 

 -いろんなメンバーがいますけど、50人ぐらいいることを考えれば、やはりいろいろありますよね。

 ゆ「そうですね。やっぱりこれだけ人数がいると、そう平和には暮らせないですよね(笑)。でも恵ちゃんは、すごい人付き合いが上手です。私は『この人苦手!』ってなったら極度に避けてしまうんですけど、恵ちゃんはすべてが自然です」

 け「全然…。私、後輩にはしゃべりかけていけるけど、先輩とか年上には全然行けないし。ゆーりちゃんは逆に、私にも寄ってきてくれたし、さや姉にも、遠慮や緊張で話しかけられないメンバーもいるのに、普通にどんどん行けるし」

 ゆ「好きな人には、自分から行けるんですけどね」

 -今後、2人でやってみたいことなどは。

 け「うーん…。以前、ゆーりちゃんと一緒に取材で奈良に行ったんですけど、その時に2人で過ごす時間がめっちゃほのぼのしてて。そんなに会話が盛り上がったりとかではないんですけど、居心地が良かったんです。だから、映画とか一緒に行きたいかな」

 ゆ「一日中一緒にいても、絶対に疲れないというか…。アロマのようなオーラが落ち着かせてくれるんですよね。だから一日、ご飯とか食べて、ボーッとしてたいですね。こたつに入って、2人とも違う漫画読んでたりとか…。そんな感じでまったりしたいです」

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