仲村トオル 中山美穂さんとの「ビー・バップ・ハイスクール」撮影秘話「そう簡単に尻尾は振らないし…」

 俳優の仲村トオルが28日、自身のデビュー作である映画「ビー・バップ・ハイスクール」の舞台挨拶に出席した。東映最後の直営映画館・丸の内TOEIが7月27日に閉館するのに際した企画。

 同作品には昨年12月に亡くなった中山美穂さんがヒロインとして出演していたが、その撮影当時のエピソードを仲村が明かした。美穂さんは5歳下で、当時20歳の仲村にとっては「すごく年下な感じがしていた」。さらに「すでにトップクラスのアイドルだったので近寄りがたい」という思いもあり、あまり会話はしていなかったという。

 だがこの日、自身も上映された作品を見て「ここでだった」と思い出した会話があった。

 撮影スタートがかかるのを待っていた時、真っ暗な中に美穂さんもいた。「目がすごい光って見えていて。こんなところでこんなふうに見ると猫みたいだね」とふと話しかけると、「そうだよ。そう簡単に尻尾は振らないし、媚びないし」と返ってきたという。

 「当時15歳の女の子にしては大人っぽい答えだったな」。しみじみと仲村は振り返っていた。

 今回の上映と舞台挨拶は「さよなら 丸の内TOEI」(5月9日(金)~7月27日(日)、提供:東映株式会社)の一環として行われた。

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