坪井智也プロ2戦目で地域王座獲得 世界は「スーパーフライ級で」狙いたい WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座
「ボクシング・WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦」(8日、有明コロシアム)
坪井智也(29)=帝拳=がバン・タオ・トラン(ベトナム)に判定勝ちし、プロ2戦目で初のタイトルを獲得した。前日本ヘビー級王者・但馬ミツロに続き国内最速タイ記録となった。
序盤から先手をとり主導権を握ったが、3回にロープに追い詰めた場面なども深追いはせず。相手にダメージを与え続け、勝利にこだわった内容で3-0の判定を受けた。
「2戦目で地域タイトルをやる機会をつくっていただけたことに嬉しく思っています。みなさんに感謝しています」と関係各位への感謝を口にした。試合内容については、「トラン選手、他の試合でもそうですけど、すごいタフネスで」「気持ちがすごい強い」と相手を分析したと振り返り、「じっくりじっくり、自分のいやらしさを出して、後半フィニッシュに持っていけたらな」と考えていたが、「決め手がなさすぎた」と反省も口にした。
世界挑戦へは「早ければ早いほどいい」というスタンス。「スーパーフライ級で世界狙いたいと思っているので。やりたいですよね。早めに」と今後の展望を口にした。