大橋会長“井上尚弥が3度避けた”発言のハーン氏に反論「(アフマダリエフが)タパレスに負けたから」 今回は対戦実現へ「話は終わっているので」
ボクシングの井上尚弥が所属する大橋ジムの大橋秀行会長が27日、尚弥の次戦の相手として予定されているムロジョン・アフマダリエフを手がけるマッチルーム・スポーツのエディー・ハーン氏が26日の取材時など、かねて発している「井上尚弥が3度避けた」という発言に「タパレスに負けちゃったからだって」と反論した。
アフマダリエフは2023年4月にマーロン・タパレスに敗れたことで当時保有していたWBA・IBF世界スーパーバンタム級王座を失った。結果、タパレスは尚弥と2団体王者同士で対戦し、尚弥が勝利。4団体統一王者が誕生した、という流れだった。
大橋会長は「いつでもやりたいって言ってるのに」と笑顔で反論。今年5月のラスベガス興行で本来対戦するはずだったアラン・ピカソ戦が流れた時のことを振り返り「(代役に)アフマダリエフと指名していた。井上は」と証言した。興行面の都合で代役は最終的にカルデナスに決まったという。
そのアフマダリエフとの試合は海外メディアの報道では9月に日本で行われると伝えられている。プロモーターのハーン氏側とは「話は終わっているので」(大橋会長)と、今回は試合実現へ事実上話がまとまっていることを認めた。