武居由樹VSユッタポン【5・28世界戦】紳士的にバチバチ「一方的に殴る」「もっと強い日本人と戦える機会をもてたら」
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(28日、横浜BUNTAI)
WBO世界バンタム級王者の武居由樹と挑戦者のユッタポン・トンデイが26日、そろって会見に出席した。
会見冒頭で武居が、自身の肩の怪我の都合で試合が1月から延期になったことを詫び、紳士的なムードで始まったが、すぐに厳しい言葉の応酬に発展した。
武居は「自分が一方的に殴る」と完封KOを予告した。ユッタポンも「チャンピオンの座は明後日、自分にかわると思います」と王座交代を宣言し、「もっと強い日本人と戦える機会をもてたら」と、ほかの日本人バンタム級王者に照準を合わせた。
これに武居も「このベルトに触らせる気はない」と静かに反論。まずは言葉で、お互いを牽制した。