「火垂るの墓」など数々の名作残し…高畑勲さんお別れの会で宮崎駿監督も涙

「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「おもひでぽろぽろ」など数々の名作を残したアニメーション映画監督の高畑勲さんが死去しました。お別れの会では盟友・宮崎駿監督ら、多くの人悲しみに暮れました。

公開日:2018.5.15

山田洋次監督

 「男はつらいよ」シリーズなどで知られる映画監督の山田洋次氏(86)が6日、「いなくてはならない人を失った」と、高畑さんを追悼するコメントを発表した。

山田洋次監督が高畑勲監督を惜しむ「いなくてはならない人を失った…」

 「ぼくの友人としてはもちろん、日本の映像文化の世界でもっとも大切な人のひとり、いなくてはならない人を失った、という悲しい思いです。残念でたまりません」

山田洋次監督が高畑勲監督を惜しむ「いなくてはならない人を失った…」

 高畑さんと山田氏は2013年、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」を結成し、同法案に反対するよう呼びかける声明文を高畑さん、山田氏ら5人の連名で作成している。

山田洋次監督が高畑勲監督を惜しむ「いなくてはならない人を失った…」
久石譲氏

 スタジオジブリ作品の音楽を数多く手がけてきた作曲家、編曲家の久石譲氏が追悼のコメントを発表した。

作曲家・久石譲氏、高畑監督の死に無念「もっと作っていただきたかった」

 「誠に残念です。かぐや姫の物語が遺作になるとは思っていませんでした。もっと作っていただきかった」

作曲家・久石譲氏、高畑監督の死に無念「もっと作っていただきたかった」

 「僕のコンサートにもいつも来て頂いて、クラシックや現代の音楽にも深い見識のある方でした。心から御冥福をお祈り申し上げます」

作曲家・久石譲氏、高畑監督の死に無念「もっと作っていただきたかった」
フランス国旗

 映画生誕の国フランスからも6日、「フランスはとても悲しんでいます」などと、哀悼の声が上がっている。

高畑勲監督を映画生誕の国が追悼「フランスはとても悲しんでいます」

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