クリントン陣営に陣取った市川。「ユアタイム」では原稿を噛みまくることが話題となってしまったが、米国育ち（父親がアメリカ人）だけあって、現地では流ちょうな英語で関係者に生インタビューを行い、相手の回答をそのまま日本語に訳して伝え、ネット上では「市川紗椰の英語が凄い」「英語だと噛まないのか」と感嘆の声が相次いだ。

　モデルの市川紗椰（２９）が１４日、メーンキャスターを務めるフジテレビ系報道番組「ユアタイム～あなたの時間～」で、ラーメンなど麺（めん）をすするときの音が外国人にとって不快であることから「配慮を」との意見に対し、「私は絶対すすります」と宣言した。

　市川は「私はどんなお客さんがいても絶対すすります」と宣言。「そのほうが香りが広がっておいしいし。ワインもソムリエが口に含んでくちゅくちゅするじゃないですか。あれも香りが広がる誉れ高い行為とされているわけで。そばをすするのもいいと思う」と述べた。

　フジテレビが４日、東京・港区内の同局で１０月期の改編記者発表会を開いた。モデルの市川紗椰がキャスターを務め、９月で終了する平日深夜の情報ニュース番組「ユアタイム」の後番組として、新たに１０月２日から「ＴＨＥ　ＮＥＷＳα」（月～木曜、午後１１時４０分、金曜深夜０時１０分）を開始すると発表した。

　「ＴＨＥ　ＮＥＷＳα」はＭＣを月曜から木曜を椿原慶子アナが、金曜を松村未央アナが担当。サブキャスターは新人の安宅晃樹アナ、スポーツキャスターは月曜から木曜を中村光宏アナが、金曜を鈴木唯アナが担当する“オール局アナ”体制で制作される。

　「ユアタイム」は昨年４月にスタート。番組開始前に、市川をサポートする予定になっていたショーン・マクアードル川上が学歴詐称などの問題が報じられ、出演が取りやめられた。キャスター業は初挑戦の市川は奮闘。アメリカ大統領選では現地から、得意の英語を生かしたリポートをした。また、相撲ファンの女性、“スー女”としても知られ、番組内では「市川親方」とも呼ばれた。稀勢の里の横綱昇進など大相撲の話題を喜々として伝える姿が話題になった。