まさか…メンバー２人が続けて脱退、５人態勢に

順調に活動の幅を広げていた大きな℃―ｕｔｅでしたが、２００９年に大きな転換期を迎えます。メンバー２人が、相次いでの“卒業”を発表したのです。

【２００９年７月１２日デイリースポーツ紙面より】　℃―ｕｔｅ・有原栞菜　公式ＨＰでハロー！プロジェクトからの脱退を発表。今年２月末から外反母趾（ぼし）の治療のため活動を休止していたが、この間に普通の女の子に戻る決心をしたという。

【２００９年８月２日デイリースポーツ紙面より】　アイドルグループ・℃―ｕｔｅの梅田えりか（１８）が、同グループを卒業することが１日、分かった。この日、大阪で開催された所属事務所アップフロントエージェンシーのコンサート中に梅田本人が電撃発表した。卒業後は同事務所を離れ、ファッションモデルを目指すという。１５日から始まる℃―ｕｔｅの全国ツアー「キューティーＪＵＭＰ！」の最終日１０月２５日を最後に新たな道を歩むことになる。℃―ｕｔｅは、７月９日に有原栞菜（１６）が外反ぼしのため脱退し、６人組になったばかりだった。

アイドル戦国時代「勝ち抜く」

相次ぐメンバー脱退、そしてＡＫＢなどライバルの人気もうなぎのぼり、さながら“アイドル戦国時代”。このころ、℃―ｕｔｅの鈴木愛理と中島早貴がデイリースポーツに来社。思いを語っています。

【２０１０年８月１９日デイリースポーツ紙面より】　０７年に日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得した「ハロー！プロジェクト」の℃―ｕｔｅ。インディーズでデビューし、３度にわたるメンバーの脱退を乗り越えた５人が今、“アイドル戦国時代”という荒波に立ち向かう。鈴木愛理（１６）と中島早貴（１６）にその意気込みを聞いた。
　℃―ｕｔｅの“苦難”は、デビュー前から始まっていた。０２年のオーディションで誕生した１５人の「ハロー！プロジェクト・キッズ」から、０４年１月、先に８人が「Ｂｅｒｒｙｚ工房」としてメジャーデビューした。
　残り７人は、０５年に１人加えて８人で℃―ｕｔｅを結成したものの、メジャーデビューはおあずけ。当時の心境を、中島は「インディーズっていうのはどうなんだろう、私たちのことを知ってもらえるのかな、って思ってました」と振り返った。