「℃-ute」12年の活動に終止符…走り抜けた4385日
ハロー!プロジェクトの女性5人組アイドルグループ「℃-ute」が12年の活動を終え解散しました。デビュー時は平均12・7歳だったグループのメンバーもすっかり大人に。その軌跡を振り返ります。
公開日:2017.6.13
勢いに乗る℃―uteは2008年、同じハロプロの仲間であり、ライバルでもあるBerryz工房とのジョイントコンサートを開催するなど、さらに活躍の場を広げていきます。
【2008年4月21日デイリースポーツ紙面より】 ハロー!プロジェクトのアイドルユニット、Berryz工房と℃―uteが20日、神奈川県横浜アリーナで初のジョイントコンサートを行った。平均年齢14・6歳の14人は、Berryz工房の「ジンギスカン」、℃―uteの「涙の色」(23日発売)など23曲を披露し、8000人のファンに元気いっぱいの姿を見せた。互いに刺激し合いながら成長してきた℃―uteのリーダー・矢島舞美(16)は「過去最高の℃―uteのチームワークをファンのみなさんとBerryz工房にお見せします」と対抗心もチラリ。
さらに演歌の大御所・五木ひろしとの競作など、大きな話題を振りまきます。
【2008年7月14日デイリースポーツ紙面より】アイドルグループ、℃―uteが、新曲「江戸の手毬唄Ⅱ」(7月30日発売)で歌手・五木ひろし(60)と競作することが13日、分かった。同作は「天城越え」などで知られる吉岡治氏(74)が作詞、宇崎竜童氏(62)が作曲。詞やアレンジは五木バージョンとは違うため「―Ⅱ」となっている。
もともと五木のアルバムのために制作されたが、「アイドルに“現代のおとぎ話”を歌わせたい」と考えていたプロデューサーのつんく♂(39)が五木に相談し、「手毬のようにコロコロと展開できるのであれば…」と五木も競作をOKした。
初の歌謡曲挑戦で大御所と競うことになった℃―uteのリーダー・矢島舞美(16)は「古風な詞やメロディーと現代風のアレンジがとても面白くミックスされていて、新鮮な仕上がりになっていると思います」と新機軸に意欲。衣装は着物を洋風にアレンジ、ダンスにも能と相撲の動きを取り入れるなど徹底して和風テイストを取り入れている。
グループだけでなくソロでの活動も活発に
℃―uteの知名度が上がるにつれ、メンバーのソロでの活動も増加していきます。