０２年にデビューした人気デュオ・タッキー＆翼が３日、初の新春コンサートを横浜アリーナで行い、１万５０００人を沸かせた。

　２人は特攻服姿で登場すると、新年のあいさつ。滝沢秀明（３３）は「新年を一緒に迎えてスタートを切れるのはうれしい」と笑みを浮かべた。

　２人そろった横アリのパフォーマンスは１０年以来。１４年は今井翼（３４）がメニエール病で休養し、千秋楽のあいさつには駆けつけたが、滝沢が１人で公演を乗り切っていた。

　「ふがいない」と当時の休養を悔やんだ今井はステージ終盤、「いろんなことがあった横浜アリーナで１６年のスタートを切れた。感謝しています。滝沢にも」と話すと、感極まり号泣。滝沢も「ファンの方は、この空間でそろう姿を見たい思いが強いと思う」と６年ぶりの景色を満喫した。

　また、１６年について滝沢は「触れ合う時間は多くしたい。イベントツアー？そうですね」と希望。体調は「ばっちり」と全快宣言の今井は「フラメンコを一から。ロンドンに留学…でなく、芝居の勉強に行きたい」と構想を明かした。