剛力、嵐・櫻井と初共演 初の外国人役

 女優の剛力彩芽(22)が、嵐・櫻井翔(32)主演のフジテレビ系新春ドラマスペシャル「大使閣下の料理人」(来年1月3日放送)のヒロインを務めることが24日、分かった。

 日本とのハーフであるベトナム国籍の女性役で出演。初めて外国人役に挑戦する剛力は、ベトナム衣装のアオザイ姿もお披露目する。初共演となった櫻井とともに新春ドラマを華やかにもり立てる。

 剛力は、レイ・ティー・蘭(らん)という父親が日本人で母親がベトナム人という女性役に挑む。在ベトナム日本大使館の職員で、櫻井演じる大沢公(おおさわ・こう)が公邸料理人として着任後、料理助手として支えていく役どころだ。

 初の外国人役に剛力は「アオザイというベトナムの洋服がとても女性らしいので、立ち姿などはなるべくきれいに。蘭という女性の明るく元気な部分を出せるように気を付けています」と意気込んだ。

 撮影は今月1日から都内でスタート。現在、猛勉強中のベトナム語は「ただただ難しい…。音声をとことん聴いて、聴いて、聴いて、指導の方に教えていただいて…」と悪戦苦闘中だが、「こうして新しいことに挑戦できるのはうれしい」と新境地開拓を喜んだ。

 ドラマは、在ベトナム日本大使館の公邸料理人の活躍を描いた同名漫画が原作。剛力演じる役柄はドラマオリジナルで、原作に登場するベトナム人女性と日本人女性の2人の助手の要素を取り入れたいと誕生した。同局の編成企画・若松央樹氏は剛力の起用理由に「間違いなくアオザイが似合う。櫻井さんが翻弄(ほんろう)されるぐらいの無邪気さを表現してくれる方」と説明した。

 12月には3日間のベトナムロケも予定しており、「とても明るくて楽しい方たちが多い国なのかな」と初のベトナムを心待ちにしている。多忙な中、ベトナム語やセリフを覚えてくる初共演の櫻井に、「ビックリ」と刺激も受けながら、ドラマの完成に力を注いでいる。

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