清原被告 保釈を待つ報道陣200人
覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)の保釈請求を受け、同被告が拘留されている警視庁本部には17日午前9時には、“その時”を待つ報道陣が約200人にもふくれ上がった。
清原被告が出て来るとみられる警視庁本部の駐車場出口周辺には、場所取りのカメラマンの脚立がズラリ。テレビ各局も中継車を出して、早朝から現場の様子を生中継で伝えていた。
清原被告の弁護人は16日に東京地裁へ保釈を請求しており、地裁が逃亡や証拠隠滅の恐れがないかを検討し、保釈の可否を判断する。
保釈中は、指定された場所での居住や、裁判所が出頭を求めれば応じることなどが義務付けられる。
近年の薬物事件では歌手のASKA、女優の酒井法子が申請から中2日で、俳優の押尾学は2日後に保釈が認められている。
なお、清原被告の初公判は5月17日に開かれる。