モデルで歌手の土屋アンナ（３１）が主演舞台「誓い～奇跡のシンガー」の稽古に参加せず公演が中止になったとして、演出家の甲斐智陽氏と製作会社が約３０００万円の損害賠償を請求した民事訴訟の判決で東京地裁は２５日、甲斐氏側の請求を棄却した。土屋は法廷には姿を見せなかったが、夜になって報道陣の取材に応じ、２０日に明らかにした離婚についても詳細に述べた。土屋が離婚について生で語るのは初めて。一問一答をは以下の通り。

　－２１日に離婚を発表

　「（話し合いは）半年くらいかけて、ゆっくりゆっくりやってました。理由っていう理由がないんですよ。ちょっとした価値観の違いで、そうなって。今もリスペクトしてやってますし、毛嫌いしてではない。（一度は）一緒になったんだから。このままじゃよくないなってなった」

　－前夫は子供とも会ってる？

　「そりゃ、そうよ。子供たちも会ってるし、食事も食べてるし。どっちから（離婚を切り出した）って感じじゃないね。流れでそうなっていった」

　－前夫のＤＶ疑惑が報じられたこともあったが。

　「ないよ。テレビでＤＶとかＷ不倫とか流れていたのを見たことがあるけど、それはＷなしなんで。それはないよ」

　－慰謝料は

　「ないない。全然ない。親権は決めなきゃいけないことなんで（結論を）出しましたけど、財産とかそういうのは何にもない。言えば、もらえるらしいんだけどね。アハハ（笑）」「お金で人はケンカしちゃうから。お互いが（子供たちの）親である。リスペクトし合う。親として子供を支えよう。ともに成長していこう、支え合いましょうね、と」