胃がん治療で休養していた俳優の市村正親(65)が8日、東京・帝国劇場で行われたミュージカル「モーツァルト!」(12月24日千秋楽)の初日公演で舞台復帰した。公演前に会見した市村は「もう1回舞台に立てるのかと…何も言えないです」と感無量だった。
妻で女優の篠原涼子(41)、長男(6)も来場し、市村は「静かに支えてくれたので、期待に応えるべく頑張りたい」と家族に感謝。篠原からは数日前に「あんまり無理しなさんな」と、優しく激励されたという。
市村は7月27日にがんを公表して舞台「ミス・サイゴン」を降板。8月2日に腹腔(ふくくう)鏡手術で胃の半分を切除した。