今月９日、２０２０年東京五輪に新種目として採用が決定した３人制バスケットボール。その国内リーグである「３ｘ３　ＰＲＥＭＩＥＲ　ＥＸＥ．」の４年目のシーズンがスタートしました。決定直後というタイミングでの開幕…見に行くしかないでしょう！！

　ショッピングモールの屋外イベントスペースにコートが設営され、ＤＪが音楽を流し、ＭＣがカッコよく盛り上げながら試合が行われます。よく晴れた土曜日。買い物に来ていたお客さんたちも足を止め、いつの間にかコートの周りは人であふれ返っていました。

　オススメポイントは「ど迫力」と「ふらっと行って、すごいものを見られる」という二つ！コートの真横から観戦できて、まさに至近距離！５人制よりも攻守交代や得点の展開が速く、一層個人のスキルが求められ、体と体が激しくぶつかり合う、まさに肉弾戦！観戦無料なので、イベント・興行としての要素が強いのも特徴のひとつ。いるだけで楽しいんです！

　プロから会社勤めをしているアマチュア、外国人まで、さまざまな経歴を持った選手が出場しているのですが、中でも注目は、リーグ初年度からの参加チーム「ＤＩＭＥ　ＥＸＥ．」オーナー兼選手の岡田優介さん。京都ハンナリーズ所属の現役Ｂリーガーでありながら、公認会計士の資格も持ち、飲食店を経営するなど、幅広すぎる活躍をしている方です！

　バスケ界の変化を最前線で感じている岡田選手のコメントで、今回のコラムを締めくくります。「オリンピック種目になったことで、やりたいことと可能性が広がった。メディアへの露出も増え、世間の見る目も変わったと思う。３年前にはＢリーグが始まっていることも、全く想像もしていなかったし、今から５年後もどうなっているかわからないくらい、今、物事が変わるスピードが速い。思いはひとつ。バスケの魅力を伝えたいです」