アレサ・フランクリン、健康上の理由によりコンサート中止

 アレサ・フランクリン(75)が、健康が優れないという理由からマサチューセッツ州で行われる予定だったコンサートをキャンセルした。アレサは来月19日に同州オーク・ブラッフスにあるタバナクルにて開催される予定だった、今年で2度目を迎える「マーサズ・ヴィンヤード・コンサート・シリーズ」でメインを務めるはずだったが、健康の理由で中止せざるを得ない事態となった。原因となっている病状は公表されていない。

 同コンサートの制作会社「イノベーション・アーツ・アンド・エンターテイメント」は、今回の中止を声明で発表した。「『マーサズ・ヴィンヤード・コンサート・シリーズ』のスタッフはフランクリンさんの回復を願っており、いつかソウルの女王、フランクリンさんをコンサートに迎えることができることを望んでいます」

 予定していたコンサート日程が近く、主催者側は代わりとなるアーティストを見つけられていないため、チケット購入者は全額返金の対象となるという。

 これまでシカゴとトロントでのコンサート中止も含め、アレサが未公表の健康上の理由でステージをキャンセルするのは今回で4度目となる。2010年には、腹部の緊急手術のためいくつものステージを中止していた。

 すでにアレサは、9月にリリース予定のスティーヴィー・ワンダーとのコラボアルバムを最後に、年内に引退することを発表している。自身の家族や孫たちとより多くの時間を一緒に過ごしたいため、音楽業界から身を引くことにしたと以前アレサは話していた。「今年引退するつもりなの。自分のキャリアの出発点と現在地には非常に満足しているわ」

 時おりステージで歌を披露する予定だというアレサは、最後となるLPは故郷デトロイトへのラブレターとなり、全てデトロイトでレコーディングされた新曲で構成されていると語っていた。(BANG Media International)

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