【大場久美子 19】水着グラビアで、大場久美子再ブレイク
人生は何が起きるかわからない。54歳にして水着グラビアのオファーが…。それもただの水着ではない。さわやか水着グラビアモデルの企画なのだ。
水着グラビアのオファーをいただくきっかけになったのが、親友のカンコ(林寛子)との『キングオブコント2014』への出演だ。親友のカンコに「キングオブコントに二人で挑戦してみない?」の誘いに、三の線の役柄が大好きな私に断る理由はなく即決OKの返事をした。
そのコントは、大女優の楽屋での会話がテーマで、出番になりディレクターに呼ばれると、私はかぶり物をして部屋をあとにする。大女優なのに、かぶり物の仕事というのがシナリオのオチだった。
かぶり物をテレビ局のマスコットに設定したのだが、そのキャラクターを調べているうちに、四季折々のバージョンがあり夏を選んだ。ダイエットに成功したばかりだったこともあり、夏バージョンの水着のキャラクターをそのまま再現しただけなのだ。コントの中では「林さん大場さん出番です。」の声に「ハーイ」と答えながらガウンを脱ぎ捨てるとカンコはムームー、私は水着。一瞬のショット。それもキャラクターをかぶり顔がまったく見えないままの水着。
本番が終わり囲み取材の記者質問の時に、かぶり物ナシの水着姿を披露してほしいとの要望に、渋々ガウンを脱ぎ水着ウォークをしたら「54歳大場久美子が水着に!」のタイトルが次の日のスポーツ紙やネットニュースで踊った。
役者として芝居の中では、水着だろうが何だろうが「これ!」と思ったシチュエーションになれば、たとえ水着にでもなる意気込みは、まだある(笑)。
質問の中で「水着グラビアを予定?」(笑)。「オファーがあればやってみたいですねー(笑)」と、冗談まじりのやり取り、この年でありえない仕事だと思っていたのですが…、オファー殺到。言ってみるもんですね(笑)。
この水着がきっかけで、大場久美子まだ芸能活動をやっていたんだと仕事に呼んでいただくことも多々。ありがたいことです。
最近は「再ブレイク!」と言われますが…、再ブレイクしてないですよ。レギュラー番組ありませんから。