親によるスマホでの「ファビング」に専門家が警告→子供は心と身体に「傷ついた」という感覚が刻まれる

 専門家らが、親の「ファビング」に警鐘を鳴らしている。「電話(phone)」と「無視(snubbing)」を組み合わせたこの造語は、一緒にいる相手をよそにスマートフォンを見る行為を指す。多くの親が気付かないうちにしているとみられるが、スマホを優先して繰り返し無視されることで、子どもは「拒絶された」「軽んじられた」と感じかねないという。

 2026年6月に米国の10代600人を対象に行われた研究では、親がスマホを使う時間が長い子どもほど、親に対して不安定な愛着を抱きやすいことが分かった。

 メンタルヘルスの専門家フェリス・マーティン氏は、その影響は子どもの気持ちにとどまらず、身体と心の両面に及ぶと指摘し、英「ミラー」紙に「無視される痛みは、身体的にも心理的にも経験されます。脳は痛みを区別せず、ただ体と心に『傷ついた』と伝えるのです」と語った。「ファビングは子どもに、自分は力不足で孤独だ、拒絶された、軽んじられたと感じさせることがあります。子どもがこのように考え始めると、孤立することがよくあります。また、どんな形であれ注目を得ようと、良くも悪くも過剰な行動に出ることもあります」と説明した。

 ちょっとした確認やスクロール程度なら大きな影響はないとみられるが、画面を見る時間が長すぎると、親が子どもとしっかり向き合うのは難しくなる。

 「Conquer Negative Thinking for Teens」の共著者で心理学者のメアリー・アルボード氏は、「ベリーウェル・マインド」に対し、「ここで大きな問題となるのは、子どもが必要としているときに、親が全神経を向けているかどうかだと思います。誰にでも時々あることです。重要なのは、その程度なのです」と話している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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