過酷&超ドタバタだった「ローグ・ワン」の現場 冷たい人工雨、脚本その場で変更 マッツ・ミケルセン告白

 俳優マッツ・ミケルセンが、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の撮影当時、脚本が「驚くほど未完成」だったと振り返っている。2016年公開の同作で研究者ゲイレン・アーソを演じたミケルセンによると、製作の過程で脚本が頻繁に書き換えられていたという。

 ミケルセンは米「バラエティ」誌に対し、「脚本はずっと変わり続けていた。本来なら撮影前に固まっているはずなのに、最終稿がロックされることはなかったんだ」と語った。製作陣は撮影を進めながらアイデアを練り直し、即興で演じたり、後から再撮影したりすることも多かったという。自身の役柄は目的が明確だったため対応できたものの、「若い主人公2人にとっては、どんな『荷物』を抱えて物語に入っていくのか分からない状態で、かなり大変だったはずだ」と述べている。

 また、人工的な雨が降り注ぐシーンの撮影は特に「過酷」だったという。物語の変更に伴い同じ場面を何度も撮り直す必要があり、冷たい水に何日も打たれ続けたミケルセンは「人工の雨を長いシーンで使うと、どうしても氷のように冷たい水になる。凍えそうになりながら、目を開けて横たわっていた」と当時の苦労を語った。

 さらに、ミケルセンは2006年の「007/カジノ・ロワイヤル」で悪役ル・シッフルを演じた際の裏話も披露。共演者の中で唯一、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグだけがポーカーのルールを知らなかったというエピソードを明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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