新「エクソシスト」の主演が41歳美貌女優に決定 23年新作は大コケ→監督交代に
女優のスカーレット・ヨハンソン(41)が、新たな「エクソシスト」映画に主演することが明らかになった。今回の作品は「大胆で新鮮な」アプローチを掲げ、2023年公開の『エクソシスト 信じる者』が不評に終わった後、監督にマイク・フラナガン氏が起用されている。
フラナガン監督は声明で「スカーレットはジャンル映画から大作まで常に真実味のある演技を見せる素晴らしい女優で、この作品に参加してくれることを心から嬉しく思う」とコメント。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」「ドクター・スリープ」などで知られる同監督は、ユニバーサルとブラムハウスと共に「ラディカルな新解釈」を試みる意向だという。
新作は1973年のオリジナル映画と同じ世界を舞台にするが、続編やリメイクではない。オリジナルはウィリアム・ピーター・ブラッティさんの小説を基に、悪霊に憑依された少女を救おうとする神父たちを描き、アカデミー賞10部門にノミネートされた名作。以降のシリーズは少女の成長後や神父の過去、別の事件などを扱ってきた。
フラナガン監督は「『エクソシスト』は私が映画監督を志した理由のひとつであり、その世界で新しく大胆で恐ろしいことに挑戦できることは光栄。ブラムハウスの仲間たちと再び仕事ができるのも大きな喜び」と語っている。
なお、当初はデヴィッド・ゴードン・グリーン氏が新三部作を監督する予定だったが、2023年の「エクソシスト 信じる者」が批評的に酷評され、興行収入も1億3630万ドル(約213億円)にとどまったため降板。フラナガン監督が2024年5月に正式に後任となった。
