KATSEYEのLARA 人種差別的ハラスメントを告白 移民局への虚偽通報や「1000人から死の脅迫」
ガールグループKATSEYEのメンバー・LARA(ララ、20)が、グループが死の脅迫や人種差別的ハラスメントの標的となっていることを明かした。タミル系インド人のルーツを持ち、アメリカ国籍を持つLARAは、その被害の大きさに圧倒されていると語る。「気にしないようにしているけれど、1000人から死の脅迫を受けたら、やっぱり衝撃的。実際に起きないとしても、重くのしかかる」とBBCの取材に答えた。
さらにLARAは、自身が不法滞在者として米国移民・関税執行局(ICE)に虚偽通報されたことも明かした。これを受け、SNSから距離を置く決断をし、「Xを削除したわ。他人の意見にさらされる必要はないと気づいたのよ」と振り返る。
グラミー賞新人賞にノミネートされているKATSEYE側は脅迫の詳細については明かしていない。
目標は「カルチャーに本物の影響を与え、ポップミュージックを変えること」だと語るKATSEYEは、2023年のリアリティ番組『The Debut: Dream Academy』から誕生したK-POPスタイルのグループで、ロサンゼルスを拠点としている。
フィリピン、韓国、スイス、アメリカ出身のメンバーで構成されており、今後はアメリカ国内でのツアーを予定している。
