人気歌手 所有のプライベートビーチへの侵入者を許した保安官事務所を訴える
バックストリート・ボーイズのブライアン・リトレルが、所有のプライベートビーチを守らなかったとしてフロリダ州の保安官事務所を訴えている。
先月、自身の会社BLBビーチ・ハットLLCを通して訴訟を起こしたブライアン、ウォルトン郡保安官事務所が、ビーチへの不法侵入者を追い出さず、私有財産権の執行を怠ったと主張している。
エンターテインメント・ウィークリー誌が入手した書類によると、ブライアンは事前に不法侵入許可書を提出しており、法執行機関が自身の財産権に関して自分の代わりに行動することを承認していたそうで、現在政府の役人や機関に対し、法的に義務付けられている職務を遂行させる令状を求めているという。
更に自身や自分の家族が「立ち入り禁止」の看板を立て、椅子、テーブル、傘などで境界線を示したにも関わらず、「多くの不法侵入者がリトレル家を敵対視し、いじめや嫌がらせをしている」とした。
妻レイガンヌ・ウォレスとの間に22歳の息子がいるブライアン、自分たちのビーチを守るために民間の警備員を雇ったものの、保安官事務所に頼ることになったそうで保安官らが職務遂行を拒否したとしている。
具体的な件としては、不法侵入者の排除のために出勤した保安官が「プライベートビーチに賛同しかねる」と一般市民に語りかけ、ブライアンの行動を「狂気」と決めつけたそうで、その様子がボディカメラに収められているという。
他にもBLBビーチ・ハットの従業員がビーチから出て行くことを拒否した人物の「暴行と窃盗」に関して911通報するも、電話を切られたといった事例も上がっている。
今回の訴訟でブライアンは保安官事務所に行動を強制するための司法の関与を要求、自分のビーチに対する義務を保安官が無視し続けた場合、フロリダ市民が持つ私有財産及びその他の権利は紙の上にしか存在しなくなると警告している。
