世界的人気ボーイバンドのメンバー、性的暴行で告発される 本人は否定「会ったことさえ覚えていない」

 バックストリート・ボーイズのニック・カーターが、性的暴行ならびに、子宮頸がんにつながる性感染症を感染させたとして女性から告発されている。

 ピープル誌が入手した文書によると、ローラ・ペンリーは、当時19歳だった2004年12月から2005年2月の間、ニックと「性的に親密な関係」にあり、数週間おきにニックと会う中、自身の意思に反して性行為を2度強要されたと主張しており、ニックが避妊具の使用を拒否したことから「子宮頸がんなどの健康問題を引き起こすことが知られている性感染症であるヒトパピローマウイルス(HPV)を含む、様々な性感染症を原告に感染させた」としている。

 2005年7月頃、ローラはクラミジアと淋病に加え、がん細胞の検査で陽性反応を示し、翌月には「ステージ2の子宮頸がんと診断され、数々の治療を受けなければならなかった」そうで、「深刻な精神的苦痛、肉体的苦痛、健康問題、親密な関係の問題、その他複雑なトラウマ」を与えられ、ニックが安全を「故意に、かつ意識的に無視した」として、1万5000ドル(約210万円)を超える損害賠償ならびに陪審裁判を求めている。

 一方でニックの弁護士は、ニックがローラと「一度も会ったことさえ覚えていない」と主張、「司法制度を悪用してニック・カーターを破滅させようとする共謀者たちとその弁護士による、これまでと変わらないナンセンスの繰り返しだ」として訴訟内容を否定している。

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