世界的歌手「死にそうになった」過去を告白 氷風呂に入れられて九死に一生

 歌手のビリー・アイドル(69)が、ヘロインの過剰摂取により、危うく命を落としそうになったという経験を告白した。1984年、アメリカ進出成功後にロンドンへ戻ってきた際、友人とのお祝いが度を越し、「真っ青」になって倒れたというエピソードがドキュメンタリーの中で明かされている。

 10日にトライベッカ映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー作「ビリー・アイドル・シュッド・ビー・デッド」の中でビリーはこう話している。「凱旋帰国をしてたのに、台無しにするところだった」「ロンドンに来て、たくさんの知り合いに会った。そしたらとても強いヘロインを持っていて、みんなやっていて、僕と1人の友達以外みんな眠ってしまっていた」

 そして、みんなが眠っている間もビリーはそのドラッグをやり続けていたそうで、「死にそうになった。真っ青になってたよ。それで友達が僕を氷風呂に入れた。屋上でみんなが僕の周りを歩き回っているのを覚えてる」と続けている。

 そんな危険な思いはしたものの、当時は音楽界で「受けいられていた」ため、ヘロインの危険性を誰も考えたことがなかったと話すビリーだが、現在36歳になっている息子が赤ん坊の頃、バンコクのホテルで7万5000ドル(約1080万円)相当の被害を出したことをきっかけに、ドラッグをやめるに至ったと明かした。

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