80歳の伝説的ロックスター 体調不良でラスベガス公演をキャンセル 先月プラカードで「声帯を休めている」

 ロッド・スチュワートが、グラストンベリー・フェスティバルのピラミッド・ステージでの公演予定のわずか数週間前となる1日予定されていたラスベガス公演を「病気のため」キャンセルした。大規模な「ワン・ラスト・タイム・ツアー」の合間にボーカル休養に入っていたロッドは、コロシアム・アット・シーザーズ・パレスでのレジデンシー公演を10日に延期するとソーシャルメディアで発表している。

 今月29日には、イングランド南西部サマセットで開催される世界的に有名なグラストンベリー・フェスティバルで午後のレジェンド枠に出演する予定となっているロッドだが、先月には、ミラノのウニポル・フォーラムでのコンサート後、「ごめん。話すことができない。声帯を休めている」と書かれたプラカードを首にさげた姿が目撃されていた。その3日後の5月13日には、ポルトガルのリスボンにあるMEOアリーナでステージに復帰を遂げていた。

 80歳のロッドは、今年のヨーロッパと北米での公演を最後に、「大規模なワールドツアー」からは身を引くことになるが、「引退するつもりはない」という。

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