ダムソン・イドリス（33）が、映画『F1/エフワン』でのブラッド・ピットとの共演に刺激を受けたそうだ。6月27日公開のジョセフ・コシンスキー監督による同新作は、ブラッド演じるベテランF1ドライバー、ソニー・ヘイズが1990年にサーキットで起きた事故の後、世界一になるためにレースに復帰する姿を描く。

　F１チーム「APX GP」でソニーのチームメイトの若手ドライバー、ジョシュア・ピアースを演じるダムソンは、イングランド南部チチェスター郊外にあるグッドウッド・サーキットでのインタビューでブラッドについてこう語った。「本当に素敵な人で、とても優しいんだ。どんなに大物になっても謙虚でいることを教えてくれたよ」「そしてアーティストとして最高の一人だし、多くの人が、いや全員がこの映画での彼を誇りに思うことだろう」「この映画を一歩一歩良いものにしてくれた。僕にとって偉大で刺激的なパートナーだった」

　『デンジャー・ゾーン』で知られるダムソン、俳優としてブラッドを敬いつつレーシングカーのドライバーとしては自分の方が優れていると自信を覗かせている。「すぐにでもブラッドに勝つよ。僕には敵わない」「彼はクラッチ操作はうまいけどね。それ以外はノー、彼は僕に勝てない」

　また、同新作のプロデューサーで、エディ・マーフィーやトム・クルーズのキャリアを手助けしたことでも知られるジェリー・ブラッカイマーについてダムソンは、「たくさんの素晴らしいアドバイスをくれた」として感謝の言葉を述べてもいた。