米長寿ドラマ出演俳優が急死 50歳 自宅で心肺停止 双極性障害、うつを告白

 米俳優タイラー・クリストファーさんが死去した。50歳だった。米長寿ドラマ『ジェネラル・ホスピタル』のニコラス・カサディーン役で知られたタイラーさんが、10月31日朝にサンディエゴの自宅で心拍停止となったことを同ドラマで共演したモーリス・ビアードが声明を通して伝えた。

 モーリスはインスタグラムにこう綴っている。「深い悲しみと共に私達はタイラー・クリストファーが亡くなったことをお伝えします。タイラーは今朝、サンディエゴの自宅アパートで心拍停止となりました。タイラーは才能に溢れた人で、出演する全てのシーンでスクリーンを明るくし、彼の演技を通して忠実なファンに喜びを届けることを楽しんでいました。優しい心を持ち、彼を知る全ての人にとって素晴らしい友人でした。自らの双極性障害やうつ、アルコールとの闘いをオープンに語り、メンタルヘルスや薬物依存症の治療の向上を呼び掛けていました。私達は愛する友人を失い、心から悲しみ、彼のお父様と子供たちのために祈っています」

 2人の息子を残して帰らぬ人となったタイラーさんは、1996年から2016年にかけて『ジェネラル・ホスピタル』に出演、別の米長寿ドラマ『デイズ・オブ・アワ・ライブス』のステファン・ディメラ役ではデイタイム・エミー賞に輝いていた。

 2002年から2004年にかけては『デスパレートな妻たち』のエヴァ・ロンゴリア(48)と結婚していたほか、『ジェネラル・ホスピタル』で共演したヴァネッサ・マーシルと婚約していた。

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