エルヴィス演じた人気俳優「涙流して帰った」 監督、スタッフから罵声を浴び続けたと告白

 米人気俳優のオースティン・バトラー(30)が、バズ・ラーマン監督と映画『エルヴィス』の幹部らから罵声を浴びせられ、涙を流したと明かしている。同新作伝記映画で故エルヴィス・プレスリーを演じたオースティン、ザ・キングが初めてステージに上がった際に罵声を浴びたという瞬間を再現するため、できるだけ近い状態を監督が演出したという。

 ナッシュビルのスタジオ撮影について、オースティンはブイマン誌にこう明かした。「レコーディングスタジオに幹部たちがやってきて、監督が『みんなオースティンの方を向いて座ってくれ』と言い、僕に罵声を浴びせるように言ったんだ。それで、歌っている間、彼らにバカにされたりしたんだ」「僕にはエルヴィスの気持ちがよく分かった。その夜、涙を流して家に帰ったよ。本当にね」

 また、エルヴィスの関係者たちと仕事を共にしたというオースティンは、こう続けた。「エルヴィスが『ハートブレイク・ホテル』を録音した実際の機材でレコーディングをすることになっていたし、すごく緊張していたんだ」「いざ行ってみると、全くそんなことなかった。昔ながらのレコーディングを行った。すべての演奏者が世界最高のミュージシャンたちで、エルヴィスのギタリストだったスコティ・ムーアが実際に演奏して、全曲をレコーディングしたんだ」

 そんなオースティンは最近、エルヴィスを演じることに計り知れないほどの責任やプレッシャーや恐怖を感じていたことを認めており、「でも、エネルギー的な交流を感じ始めた。これは『68スペシャル』なんだ、今、この観客のためにやっている、と想像力を働かせて、ただ心から受け入れるようにしたんだ。僕のキャリアをかけて」「鏡の中の自分を見てみると、レザーに身を包み、汗まみれになっている。そして突然、『よし、これならできる』と思えたんだ」と振り返った。

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