女優のアマンダ・サイフリッドは、『ウィキッド』のオーディションを受けていたことを告白した。『マンマ・ミーア！　ヒア・ウィー・ゴー』や、２０１２年に映画化された『レ・ミゼラブル』などの大ヒットミュージカルで既にヒロインを務めているアマンダ。『ウィキッド』の良い魔女グリンダ役のオーディションを、主演を務めるドラマ『ドロップアウト～シリコン　バレーを騙した女』の撮影中に、「全力を尽くし」オーディションを受けていたという。

　「去年の夏、私が（主人公の）エリザベスを演じている間、週末に映画『ウィキッド』のグリンダ役のオーディションを受けたの。それほど欲しい役だったから」「そう、火曜日に『ドロップアウト』のラストシーンを演じないといけない。私の日曜日を捧げるって感じだった」「これまでの人生で最も困難な役を演じる傍ら、文字通り全力を尽くしたわ」

　結局グリンダ役はアリアナ・グランデに渡ったものの、オーディションは価値のある経験だったとアマンダは続ける。「私が歌手としてどこまで成長したかを教えてくれたと思うし、それを本当に証明したかった」「『レ・ミゼラブル』以来、私は『もっとうまくなりたい。もっとうまくならなきゃ』って。だから次のミュージカルが何であれ、ようやく準備完了って思ったの」

　そんなアマンダは、２０１５年にも『オズの魔法使い』の前日譚である『ウィキッド』の映画化に参加したいと話していた。「映画の製作時に、私は年を取りすぎているかもしれない。あるいは、時期がいつであろうと、私は適役ではないかもしれない」「ただ私はまだ、それを望んでいるの。自分をアピールして、良い候補者になりたい」