大物俳優 性的暴行訴追でチンギス・ハン役の新作映画を降板

 ケヴィン・スペイシー(62)が性的暴行容疑でイギリス警察に訴追されていることを受け、出演が予定されていたチンギス・ハン題材の映画から降板したようだ。イギリス国内で合意なしに性的行為に及んだ疑いなど計4件で訴追されているケヴィンは、新作「1242:ゲートウェイ・トゥ・ザ・ウェスト」でモンゴル帝国の初代皇帝役を演じることになっていた。

 ケヴィンはこの裁判のために渡英、14日にロンドンで行われた審問では17年前にもさかのぼる性的暴行の罪5件について無実を訴えている。

 出演予定だった新作では、チンギス・ハンのヨーロッパ侵攻をハンガリーの城で阻止しようと奮闘する聖職者の姿が描かれる予定になっており、プロデューサーを務めるビル・チェンバレンは14日、バラエティにチンギス・ハン役は別の俳優が演じることになると明かしている。

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