「ジュラシック・ワールド」 最新作はボンド映画から影響受けた!?

 米映画監督のコリン・トレボロウ監督が『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』を「ジェイソン・ボーン」と「ジェームズ・ボンド」シリーズに例えた。2022年公開予定の「ジュラシック・ワールド」最新作は、トレボロウ曰く「恐竜の科学スリラー」だという。

 同監督は「イギリス、カナダのブリティッシュコロンビア州、マルタで撮影したことは知られていますね。基本的にそれらがロケ地です。もうひとつ、今はまだ公表したくないロケ地があります。でもあなたが想像できうる環境、考えられうる生態的、物理的環境、あらゆる環境がこの映画に描かれています。世界中を飛び回る大冒険ですから」と語る。その上で「『ボーン』と『ボンド』シリーズの要素をほんの少し、スパイ映画的なものもちょっと入れています。スパイ映画であり、恐竜の科学スリラーです」とコライダーに話し、同新作では恐竜がこれまでになく生き生きとして見えるだろうと続けた。

 2015年公開の前作『ジュラシック・ワールド 』の監督を務め、今回エミリー・カーマイケルと共に脚本も執筆したトレボロウは同新作の成功は特殊効果ではなく、プロットによって決まるとみなしているそうだ。「見ての通り恐竜に羽毛が、そして、この映画にはそれ以上のものがあります。私はただ人々に素晴らしい物語を見に来てほしいだけなんです」と語り「つまるところ、この映画を2度目に見た時、恐竜の姿がどんなものなのかはわかると思います。もし物語が面白くなければ、無駄な時間を過ごさせてしまいます。だから私は、人々が来る理由が物語であることを願ってます」とした。

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