人気ポップグループのメンバー「やりたいと思ってない」、伝記映画の可能性を否定 

 1970年代に「ダンシング・クイーン」などのヒット曲で世界的に活躍した、スウェーデンの男女4人組人気ポップグループのABBAは、まだ自分達が生きている間は伝記映画を作るつもりはないそうだ。メンバーのビョルン・ウルヴァース(75)は、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』やエルトン・ジョンの『ロケットマン』の様に、映画の中で俳優に自身を演じて欲しくないのだそうで、バンド仲間達も同じ気持ちだという。

 ベニー・アンダーソンやアグネッタ・フェルツクグ、フリーダ・リングスタッドと共に世界的な成功を収めたスウェーデン出身グループABBAを結成したビョルンはこう語る。「僕らは映画を実際にやりたいとは思っていない。僕が生きている内は、俳優に映画の大きなスクリーンで僕を演じて欲しくないことは、はっきりとわかっているし、他のバンドメンバーもそうしてほしくないと思うよ」

 一方で、ABBAは、延期されていたアバターを使ったツアーに先駆けて、40年ぶりに新曲を発表する。ABBAは、同ツアーのために『アイ・スティル・ハブ・フェイス・イン・ユー』や『ドント・シャット・ミー・ダウン』を含む5曲の新曲をレコーディングしたのだという。

 また英BBCの『ブレックファスト』に出演したビョルンは、1974年のユーロビジョン・ソング・コンテストで、『恋のウォータールー』を歌って優勝したABBAに対し、(出場国の投票によって優勝者が決まる同コンテストで)イギリスが1点も与えなかったのは、巧妙な策略が一部あったかもしれないと仄めかした。「間違いなく、あり得る話だよ。何故なら、僕らが優勝した後、最初に売れたのはイギリスだったから、審査員達も同じぐらい巧妙だったかもしれない。かなりありえると思う。だって、おかしいよね。僕らに0点を与えて、何かずる賢いことを企んでいたんじゃないのかな」

 また同コンテストで、『愛は限りなく』を歌い優勝候補だったイギリス代表のオリビア・ニュートン・ジョンは、友人フリーダに、自分ではなくABBAが優勝すると言っていたのだそうで「フリーダはオリビアの良き友人だった。オリビアは僕達が優勝すると知っているとフリーダに言ったんだ」と続けた。

 同コンテストで優勝したABBAはその後、約2億枚のレコードを世界中で売リあげるといった大成功を収めるが、キャリア最盛期である1982年に解散、2016年には、作曲家であるビョルンとベニーが出会ってから50周年を記念するプライベートイベントで数十年ぶりに集結してパフォーマンスを披露していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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