メタリカ 「自分たちのベストのレコードはまだこれから」…結成40年目も意欲

 大御所メタルバンド・メタリカは、常に最高のレコード作りを心掛けているそうだ。1981年に結成した同バンドだが、曲作りを止める自分たちが想像できないようで、現在も前作を超えるニューアルバムを作る意欲に満ちているという。

 ドラムのラーズ・ウルリッヒはクラシック・ロック誌のインタビューで、次回の作品についてこう話した。「俺たちの過去最高のアルバムになるさ!他にも陳腐な表現を全部入れようか。一番ヘビーで、最高にクールで。冗談は置いといて自分たちのベストのレコードはまだこれからだって思わないなら、作り続ける理由が何なのかって話さ。俺たちメタリカはクリエイティブな過程が大好きだし、レコード作りを止めるなんて想像できないね」

 また、ジェイムズ・ヘットフィールド、カーク・ハメット、ロバート・トゥルヒーヨら残りのメンバー共々、同バンドの過去の作品には決して囚われないとしてラーズはこう続ける。「俺にとってアルバム一枚一枚がその時代の投影だから。1988年といえば、『メタル・ジャスティス』に俺たちのやった事、俺たちがした全ての選択が入っている。今俺はそれを喜んで受け入れるよ。時々は何でこんなことを、とか一体何を考えていたんだって思ったりもするけど、それを変える必要性もないだろう。(最新作の)『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』にはその選択に対する疑問は殆どないけどね」

 ラーズはパンデミックの間、2016年発表の同作とレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの1992年のデビュー作を聴きながらドラムの練習に励んでいたという。「『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン』をかけながら演奏したんだ。ファーストアルバムだ。今回のパンデミックの間、俺にとってのサウンドトラックさ。その中の曲を叩いてね。そのサウンドはリリースされた時よりもより現代的で響くものになっている」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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