高級ファッションブランドのバーバリーがチャイニーズ・ニューイヤーに向けたコレクションを発表する。２０２１年の干支「丑」をモチーフに、チェック柄やプリント、角付きベースボールキャップなどを展開。クリエイティブ・ディレクターを務めるリカルド・ティッシによるブランドロゴに牛を組み合わせたアレンジが目を引く。

　同コレクションのキャンペーンには中国人モデルのリウ・ウェンが登場。写真家のフェン・リ氏が屋外で捉えたイメージと共にリウはインスタグラムにこうつづっている。「２００８年にランウェイのキャスティングに参加し、数多くの機会が舞い込むこととなった。バーバリーとの、私にとって初めての国際的なファッションショーだった。今年私たちは、母なる自然へのオマージュであるチャイニーズ・ニューイヤーのキャンペーンを通し特別な再会を果たした」

　「リカルド・ティッシとの今回のプロジェクトに参加し、フェン・リに撮影してもらったことを名誉に思う。初めてのあの機会が私に勢いとモチベーションを与えたように、周りの環境の中にある美は私にエネルギーを与え、自分の人生の歩みを確固としたものにしてくれる。皆が今回の新年のスタートを元気に切ることを願う」

　バーバリーは最近、英国ファッション評議会（ＢＦＣ）とタッグを組み、余った素材をファッションを学ぶ学生達に提供するプロジェクト「ＲｅＢｕｒｂｅｒｒｙ　Ｆａｂｒｉｃ」を立ち上げていたところだ。ファッションジャーナリストのチャーリー・ポーター氏とサラ・モウアー氏も参加する新プロジェクトで、同ブランドは余った素材を提供することでイギリス中の学生達の作品作りをサポートし、サステナビリティを啓蒙したいとしている。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）