米大物女優、コロナ禍での新作映画撮影にポツリ「私はまるでモルモット」

 デミ・ムーアは、新作映画の撮影中まるで自分がモルモットのように感じたそうだ。ロマンチックスリラー映画「ソングバード」がそれで、新型コロナウイルスによるパンデミック以降、初めて撮影を開始した同作は製作も手探り状態だったという。

 映画業界が新型コロナの危機に直面する中、マイケル・ベイ監督のもと他のキャスト陣を率いていたデミは、同作の撮影中、スタッフ全員に、この撮影がパンデミック以降の「テストケース」であるという高い意識があったとして「ある意味、私たちはまるでモルモットのように感じたわ。安全に作業する新たな方法をゆっくりと展開して、それが機能するかどうかを確認するテストケースだったから」と明かした。

 パンデミックをテーマにした同作についてデミは、未来における「警戒すべき物語」であり、新型コロナの危機の中でのあらゆる人々の「最悪の悪夢」を描いていると説明。「ウイルスを持っている人と持っていない人の間で隔てられた世界で、感染への絶望と恐れを映し出している。私が演じる役は、家族の生き残りのために闇市場に頼る女性、母親、そして妻。私の役がそうであるように、ウイルスに免疫があるなら、他の誰もが行けない場所へ移動できるフリーパスを持っているような世界」と続けた。

 デミは自身のキャリアに関して、常に「挑発的」であると感じた役、または自分自身について何かを学ぶことができる役を求めてきたと最近明かしていた。「私は挑発的なものに間違いなく心動かされたわね。性的な意味合いではなく、自分の既存の範疇を超えて物事を考えさせてくれるものよ。駆け出しの頃、私にインスピレーションを与え、感動させたのは、自分自身を愛する方法、自分自身を見出す方法、そして自分のあらゆる部分を発見するのに様々な方法を探求することだったわ」と話した。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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